Wi-Fiルーターには、各種設定をするための管理画面というものがあります。図は管理画面の一例です。
この管理画面から、接続パスワードの設定・変更、SSID名の変更、管理画面に入るためのパスワードの変更などができます。それだけに、サイバー攻撃者に管理画面に入られてしまうと大問題です。
管理画面を開くには、接続しているブラウザのアドレス欄に「192.168.〇〇.1」といったIPアドレスを入力します。○○の部分は、Windowsの場合、コマンドプロンプトで「ipconfig」と入力すると分かります。
管理画面を開こうとすると、パスワードの入力が求められます。購入時の初期設定では「password」など簡単なパスワードが設定されていることが多いようです。
最初はそれで管理画面に入りますが、直ちにパスワードを"推定できないもの"に変更する必要があります。最初の「password」などのままにして置くと、サイバー攻撃者に簡単に侵入されてしまいます。
SSIDも変更した方がよいでしょう。メーカー名が表示されたSSIDなどはサイバー攻撃者に情報を与えてしまいます。変更する場合には、自分の名前や部屋番号など個人が特定できそうな名称は避けた方がよさそうです。
(2022.2.27記)