Windows機で作成した青のメールをMacintoshで読むと、
赤のようなことになります。
逆に、Macintoshで作成した赤のメールをWindows機で読むと、
青のようなことになります。
このように、パソコンの機種が違うと文字化けをしてしまう文字を「機種依存文字」と言います。上記は電子メールでつい使ってしまいそうな機種依存文字の例です。このような文字は使用しない方が無難です。
[ 補足 ]
「機種依存文字の文字化け」は、Windows機とMacintoshで通常使われている「シフトJIS」文字コードで起きる問題です。JISでは規定されていないがよく使われる文字に対して、Windows機とMacintoshで異なる文字コードを当てはめていることが原因です。
「Unicode(UTF-8)」という文字コードではこれらの「機種依存文字」が正式に規定されているため、もはや機種依存文字ではなくなっています。ホームページの場合は、ソースコードを「Unicode(UTF-8)」で記述すれば、文字化けは起こらなくなります。
最近のメールソフトでは、多くUTF-8が使われています。Sylpheedは、初期設定ではISO-2022-JPとなっていますが、UTF-8に設定変更できるようになっています。UTF-8で使うのがお薦めです。
(2022.3.4追記)(2005.7.28記)