パソコンを使い始めるときにまず習うのがIMEの使い方です。ローマ字入力から漢字に変換する方法を習う中で、英数字もIMEをオンにしたまま入力する方法を覚えてしまう人が多いように思います。しかも、一度覚えた方法に慣れてしまうと、もっと別の方法がよいと言われてもなかなか切り替えができないものではあります。
しかし、より合理的な方法に切り替えるべきです。長い目で見ると、随分と生産性が違ってくると思われます。
おすすめの方法のための設定は次の2点だけです。
この2点を設定するだけで、日本語入力がシンプルで的確になります。
入力方法はシンプルです。英数字(いわゆる半角英数字)を入力するときは 無変換キーを叩いてから入力する。漢字、全角英数字を入力するときは 変換キーを叩いてから入力する。それだけです。
キーを叩くだけで入力できる英数字は全世界共通の文字です。IMEを必要としません。一方、"全角英数字"は日本語の文字の一部です。IMEを使った変換で出す文字です。この違いを認識することが大切です。
第1図 無変換キー/変換キーの設定
タスクバー右側の「A」または「あ」を右クリックして「設定」を選び、「キーとタッチのカスタマイズ」をクリック
第2図 テンキーの設定
タスクバー右側の「A」または「あ」を右クリックして「設定」を選び、「全般」をクリック
(2025.4.28改訂)(2021.2.2記)