2013.10.31記
"Ubuntu 13.10"で日本語入力方法が大きく変わった。不便になった。が、改善策を講じる前に、どうなったのかを整理してみた。
第1図
第1図は、インストール直後の様子。パネルのインジケーターのプルダウンメニューを見ると、
「日本語キーボードによる直接入力」
「英語キーボードによる直接入力」
「IBus-Anthyによる入力」 という選択肢になっていて、ディフォールトでは「日本語キーボードによる直接入力」が選択されている。
この状態では、「半角/全角」キーは無効で、半角入力しかできない。が、設定を工夫すると、日本語入力が一応できるようになる。
第2図
第3図
プルダウンメニューの「テキスト入力設定」をクリックして得られる第2図と、第2図の「キーボードの設定」をクリックして得られる第3図のように、
「次のソースへ切り替える」キーを「Ctrl + Space」に変更する
「-」ボタンにより、「英語(US)」を削除する
これにより、「Ctrl + Space」キーで、「日本語(半角)」/「Anthy(全角)」を切り替えることができるようになり、インジケーターも対応して変わるようになる。(第4図、第5図)
第4図
第5図
第5図のように、「Anthy」に固定して置くと、「半角/全角」キーで半角/全角を切り替えて使うこともできるが、インジケーターが変化しないので、今どちらなのかが分からない。また、起動時には全角になってしまう。
「Ctrl + Space」キーで、「日本語(半角)」/「Anthy(全角)」を切り替える場合は、シャットダウン時の状態が保持され、起動時に再現されるようなので、シャットダウン時に「日本語(半角)」にして置く習慣が必要かも知れない。