全角英数字を使わず、英数字入力をシンプルに  2020_1_13

Windowsの話。

MS Pゴシック、MS ゴシック といった古いフォントは別として、現在使われているフォントには、次の例に示すように共通の特徴がある。

メイリオ

游ゴシック

游明朝

すなわち、日本語文字(いわゆる全角文字)は等幅フォント、英数文字(いわゆる半角文字)はプロポーショナルフォントとなっている。全角の英数字は日本語文字なので等幅フォントとなっている。

一二三や①②③等の全角の数字は必要だが、全角の算用数字と英字は必要がないばかりか混乱の元になる。

「半角/全角」キーによって「半角入力(直接入力)」と「全角入力(IME入力)」を切り替える方式だと、英数字もIME入力してから半角文字に変換するといった手間のかかる入力方法を選ぶことになりがち。

Macキーボード

Macには「半角/全角」キーがない。上の図のように、「英数」キーを押すと「英数字入力(いわゆる半角入力)」モードとなり、「かな」キーを押すと「かな漢字入力(いわゆる全角)」モードとなる。インジケータが「あ」なのか「A」なのかを確認する必要がない。

Windowsキーボード

Windowsでも「無変換」キーに「IMEオフ」、「変換」キーに「IMEオン」を割り当てることによりMacと同様にできることが知られている。   参考: 日本語入力切替をMac方式にする

Windows 10 で、この方式が標準になるという話があったが、まだ実現していない。早い実現を期待する。

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