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時代遅れのフォント

2017.5.10記

オープンソースフォントの「源ノ明朝」がリリースされたのを機にフォントについて少し学んだ。

次の枠内は14ポイントの "MS Pゴシック" "MS ゴシック" "メイリオ" "源ノ角ゴシック" のサンプル。 Word文書のディスプレイ画面のコピーを示す。

これまで、無頓着にワープロやブラウザの標準フォントを "MS Pゴシック" や "MS ゴシック" としてきたのは時代遅れであることが分かった。

"メイリオ" や "源ノ角ゴシック" では、日本語の文字は等幅フォント、英字はプロポーショナルフォントとなっている。日本語の文章の中に英単語が混じるような場合でも違和感がなく読みやすい。

一方、"MS Pゴシック" では日本語の文字もプロポーショナルフォントになってしまう。"MS ゴシック" では日本語の文字は読みやすいが、英単語が間の抜けた感じになってしまう。

また、"MS Pゴシック" も "MS ゴシック" もディスプレイ画面上では異常に線が細い。しかも、ディスプレイ画面上で線が細すぎるのは"15ポイント"のサイズまでで、"16ポイント"からは突然太くなる。この点でもWebブラウザのフォントとしては不適。