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Linux導入記

2006.7.27

結論

東芝ノートPC (PX/820LL) に、Linuxディストリビューションの一つである "Ubuntu"(ウブントゥ) を導入した。Windows XP と Ubuntu の切替起動ができるようになっている。

Ubuntu の GUI(グラフィカルユーザインタフェース) は快適で、Windowsユーザならば、ほとんど同じ感覚で使える。このような OS がフリーソフトであることに改めて驚きと感動を覚えた。

なお、Ubuntu というのはアフリカの言葉で、"humanity to others" といった意味だそうだ。

導入機の仕様

東芝ノートPC (PX/820LL) の主な仕様は次の通り。

導入の経過

  1.  "KNOPPIX 4.0.2" は、PC のハードディスクにインストールすることなく、CD から起動して使える Linux。購入直後の PC を先ずこれで試してみた。
     結果、一応は動いたものの正常動作はしなかった。デスクトップのハードディスクアイコンが USBメモリーのアイコンになっていたり(*)、パーティション変更ツール "QTParted" が動作しなかったり(*)、PX/820LL とは相性が悪い様子。
     
    *: これらは、"KNOPPIX 5.1.1" では問題なかった。"KNOPPIX 5.1.1" は、ハードディスクの丸ごとバックアップに役立っている。(2008.4.8記)
     
  2.  "Fedora Core 5" をインストールするために、ハードディスクのパーティションを変更した。幸い、PX/820LL は、Cドライブの領域を小さくし、その他の領域を空にする方法で Windows を再インストールすることができるようになっている。
     リカバリDVD を作成後、Cドライブを20GB、空領域を17GB にするようにして、Windows を再インストールした。
     空領域17GB に、Fedora Core 5 をインストールしたが、インストールの途中で画面が乱れてしまい、GUI が使えるようにはならなかった。Fedora Core 5 も PX/820LL とは相性が悪い様子。
     
  3.  Ubuntu 6.06 LTS は、ハードディスクにインストールする前に、KNOPPIX と同じように、CD から起動して使ってみることができる。試してみると、無事正常動作した。"Gnomeパーティション・エディタ" を使って、Fedora Core 5 が入っている領域を再び空領域に変えることができる。
     空領域17GB に、Ubuntu 6.06 LTS をインストールした。結果、すんなりインストールでき、正常動作した。メデタシ。