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Linux導入記その4

2009.9.11記


Sugar on a Stick

Sugar OS
Sugar OS

Sugar Labsから、"Sugar on a Stick"をダウンロードし、2GBのUSBメモリーを用いて、LiveUSBを作成した。

図は、LiveUSBをDELLの"INSPIRON Mini 9" に挿入して起動した画面。"INSPIRON Mini 9" には、内蔵SSDに"Windows XP"がインストールされているが、内蔵SSDとは全く関係なく "Sugar"を使うことができる。

"Sugar"は、「One Laptop Per Child (OLPC) パソコン」で使われているLinux OS。 "Sugar on a Stick"は、ネットブックPCなどの一般PCでLiveUSBとして使うように無料で提供されている。

Ubuntuなど、Windowsを意識したOSと違い、子供の教育用に作られたOSで、独特のユーザーインターフェースをもっている。

もちろん、インターネットに接続して、追加ソフトのインストールなどができるが、インターネットに接続しなくても楽しめるパソコンOS。

高齢者の認知症予防に役立つかも知れない。


LiveUSBの作成

LiveUSBの作成には、次の3つの方法を試みたが、3つ目のWindows上で作成する方法が最も簡単・確実であった。Linuxなのに・・・

  1. Sugar Labsに記載されていた方法: Ubuntu上で、指定の「シェルスクリプト」を実行して作成した。結果、起動しなかった。
  2. 某雑誌に記載されていた方法: Ubuntu上で、「UNetbootin」を使って作成した。結果、起動したものの、設定が保存できない。LiveCDと同じ機能しかないようだ。
  3. Sugar Labsに記載されていた方法: Windows上で、「Fedora LiveUSB Creator」を使って作成した。結果、問題なく起動し、設定の保存、追加ソフトのインストールも問題なかった。