"Microsoft Print to PDF"と"Noto Serif JP フォント"

2025.3.7 改訂

"Noto Serif JP"と"Noto Sans JP"が、いつの間にか"OTF"から"TTF"に変わっていた。このことは、"Microsoft Print to PDF"の挙動にも影響している。


"Microsoft Print to PDF"を使うと、ファイル形式を選ばずPDFファイルに変換できるとのこと。

そこで、"Noto Serif JP フォント"を使った"LibreOffice Writerのファイル" (サンプルファイルをWriterでPDFにしたものがこちら) を"Microsoft Print to PDF"でPDFにしたところ盛大に文字化けした。(第1図)

Microsoft Print to PDF(OTFフォント)
第1図 ⇧ Microsoft Print to PDF
Noto Serif JP(OTFフォント)
PDFサイズ 5,123KB

このときの"Noto Serif JP フォント"は2018年に"Google Fonts サイト"からダウンロードした"PostScriptベースのOTFフォント"だった。

ただし、このときも"Writer自身が持つPDF化の機能を使ってPDFにしたものは正常なPDFだった。(第2図)

LibreOffice Writer(OTFフォント)
第2図 ⇧ LibreOffice Writer
Noto Serif JP(OTFフォント)
PDFサイズ 63KB

最近になって、改めて"Google Fonts サイト"から"Noto Serif JP フォント"をダウンロードしたところ、TTFフォントに変わっていた。

このTTFフォントを使ったサンプルファイルを"Microsoft Print to PDF"でPDFにしたところ、今度は文字化けすることなく正常なPDFにすることができた。(第3図)

Microsoft Print to PDF(TTFフォント)
第3図 ⇧ Microsoft Print to PDF
Noto Serif JP(TTFフォント)
PDFサイズ 174KB

当然ながら"Writer自身が持つPDF化の機能を使ってPDFにしたものは問題ない。(第4図)

LibreOffice Writer(TTFフォント)
第4図 ⇧ LibreOffice Writer
Noto Serif JP(TTFフォント)
PDFサイズ 44KB

"Microsoft Print to PDF"でPDF化ができることが分かったが、今度はファイルサイズが問題。"Microsoft Print to PDF"によるPDFのサイズは174KBで"LibreOffice Writer"によるPDFのサイズ44KBの約4倍と大きな差がある。

印字品質はどうかというと、24倍に拡大した次の図に示すように違いは分からない。

LibreOffice Writer (OTF)
⇧ LibreOffice Writer
Noto Serif JP(OTFフォント)

Microsoft Print to PDF (TTF)
⇧ Microsoft Print to PDF
Noto Serif JP(TTFフォント)

LibreOffice Writer (TTF)
⇧ LibreOffice Writer
Noto Serif JP(TTFフォント)