2013.11.7記
"Ubuntu 13.10 日本語 Remix"をインストールした場合と、"本家 Ubuntu 13.10"に Ubuntuの日本語環境の"Ubuntu Japanese Teamのパッケージ" を追加した場合との「日本語入力方法」の違いを確かめた。
"Ubuntu 13.10 日本語 Remix"をインストールすると、最初の起動時に「Mozcセットアップヘルパー」を実行することになり、結果、第1図、第2図のようになる。
第1図 (直接入力) | |
第2図 (IBus-Mozcによる入力) | |
すなわち、日本語キーボード直接入力(半角) と IBus-Mozcによる入力(全角) を、「Ctrl + Space」キーで切り替えることができるようになり、インジケーターも変化する。
第2図の「Mozc」に固定して、「半角/全角」キーで半角入力/全角入力を切り替えて使うこともできるが、インジケーターが変化しないので、今どちらなのかが分からない。また、起動時には全角になってしまう。
これは、027. "Ubuntu 13.10"の日本語入力-3 の Step 1 と同じ状態。
更に、fcitxセットアップヘルパーを実行すると、「半角/全角」キーで、日本語キーボード直接入力(半角) と fcitx-mozcによる入力(全角) を切り替えて使うことができるようになる。(第3図、第4図)
第3図 (直接入力) | |
第4図 (fcitx-mozcによる入力) | |
これは、027. "Ubuntu 13.10"の日本語入力-3 の Step 2 と同じ状態。
fcitxセットアップヘルパーは、
「 sudo apt-get install fcitx fcitx-mozc fcitx-libs-qt5 fcitx-frontend-qt5 」
を実行後、再実行する必要がある。これが、一般ユーザーには、やや難解。