英数入力と日本語入力の切り替えはMac方式が断然便利  2017_11_12

ここで言うMac方式は、Macと同様の操作で英数入力と日本語入力を切り替える方式のこと。Macのキーボードの「英数キー」と同じ機能を「無変換キー」に、Macの「かなキー」と同じ機能を「変換キー」にもたせることを指す。

Macのキーボード
Macのキーボード

Windowsのキーボード
Windowsのキーボード

日本語入力切替をMac方式にする のようにすれば、Windowsでもそのような設定が可能。

この方式の優れているところは、言語バーの表示が「A」なのか「あ」なのかを気にすることなく入力作業ができること、タッチタイピング時に右手の親指で "かな漢字入力"、左手の親指で"英数字入力"に切り替えられるので、「半角/全角キー」に手を伸ばすことなく切り替えができること。実際にやってみると入力効率が断然よい。

半角/全角キー
半角/全角キー

「半角/全角キー」もそのまま使えるのだが、日本の多くのパソコンユーザーにとって、この「半角/全角キー」がパソコン操作の誤解を招く元凶のように思える。

そもそも、「半角」という表現が時代に合わない。プロポーショナルフォントがなかった日本語ワープロ時代の遺物と思われる。(参考:"半角/全角"キーの実態)

この半角という表現のために、英文では存在しない「全角の数字」が「いわゆる半角の数字(本来の数字)」と混在する事態を引き起こしている。パソコンを長年使っている人でも、住所の番地などに全角の数字を使っている。「全角の数字」が本来の数字で「いわゆる半角の数字」は特殊なものと考える人がいるほど。

このような誤解を解くためにも、Mac方式の採用は効果がありそう。

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