2017.6.8記
"Ubuntu GNOME 17.04"の日本語入力がどうなっているか確かめてみた。"半角/全角キー"で「直接入力(A)」と「日本語入力(あ)」を切り替えることができる点では問題なかったが、"Ubuntu GNOME 15.10"から変わっていること、"Ubuntu 16.04"とも異なることが分かった。
先ず、設定 → 地域と言語で、次の図のように設定する必要があった。
"Ubuntu 16.04"では"半角/全角キー"で「日本語キーボード入力(直接入力)」と「日本語入力(Mozc入力)」を切り替えるというシンプルな方法が確立していた。が、"Ubuntu GNOME 17.04"ではもう少し複雑で、「日本語入力(Mozc入力)」をキーボードの一種とする2013年当時の考え方が残っているように思える。
つまり、"Superキー(Windowsキー) + Spaceキー"で「日本語キーボード入力(ja)」と「日本語入力(あ)」を切り替えることができるが、「日本語キーボード入力(ja)」になっているときは"半角/全角キー"で「直接入力(A)」と「日本語入力(あ)」を切り替えることができない。「日本語キーボード入力(ja)」は邪魔と感じる。
"Ubuntu 17.10"以降では、デスクトップ環境が"Unity"から"GNOME"に変わるとのことなので、日本語の入力方法がどうなるか興味深い。
"無変換キー"を「直接入力(A)」に、"変換キー"を「日本語入力(あ)」に割り当てる方法も、"Ubuntu 16.04"とは異なっていた。
パネルの「A」または「あ」をクリック → ツール → プロパティでMozcプロパティを開き、キー設定の選択の「編集」をクリックし、
Mozcキー設定で、図の赤枠のように設定することでMac風切り替えが可能となった。